落語いろいろ。
最近月に一回くらいは、生の落語を聞ける機会があります。
先日は、柳家三三さんの独演会。
ずいぶん前に従姉から借りている落語CDも
いい加減スピードアップして聞いて行かねば!と思い、
NHK落語名人寄席12カ月というモノの中から一つずつ聞いております。
8月はやっぱり怪談でしょう!ということでこちら。
真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)は、
もう5年くらい前になると思いますが、古今亭新輔師匠が
3年だか4年かけて全て語るプロジェクトをされた時、初めて聞きました。
結局全て聞きに行くことはできませんでしたが、前半だけでも
かなりおどろおどろしい怪談噺でして、もう笑っちゃうくらい
人が殺されます。
人の妬み嫉み恨みのオンパレードで、大げさな中にも描かれる
リアルな人間模様も落語の面白味だなと思うようになりました。
笑点の司会者というイメージしかなかった五代目三遊亭円楽師匠。
結構いいお声で朗々と語るのが印象的でした。
She and her message.
いつも励まして背中を押してくれる彼女はひょうきん。
自分がおかしなことをして、みんながそれを笑って楽しい気持ちになるのなら、
いくらでもピエロになれる人。
なにものにも負けない意志の強さがあるようで、
自分は価値のない人間だなんてとんでもないことを言う。
色々なことがあって、今日は特別な日で、彼女は少しさびしそうだった。
心の傷が癒えて、また弾ける笑顔を見せてくれるといいなぁと思った夜でした。
そんな彼女を、今日は私が励ますぞと思っていたのに、
またこちらが励まされました。
それはHolsteeのマニフェスト日本語訳。
知っていたし大好きな言葉だったけれど、
肝心要の今、私はこのマニフェストを忘れていました。
なんというタイミング。
彼女の仕事の屋号に、messengerと入っていたことも思い出して
真夜中、勝手に盛り上がってしまいました。
はまぐり映画絵日記03 『嘆きの王冠』(ヘンリー4世Part I & II、ヘンリー5世)
数カ月前から観たい観たいと念じていた作品。
BBCが2012年のオリンピックイヤーに作った
文学作品として活字できちんと読んだことはございませんし、
せいぜい、映画でのディカプリオのロミオとジュリエット、
ケネス・ブラナーのから騒ぎ程度です。
あとは演劇としては、昨年ロイヤル・ナショナル・シアターライブで
カンバーバッチのハムレットを観たくらいですが、あれも
相当脚本が革新的だったようなのでザ・シェイクスピアの
純粋な演劇鑑賞はゼロと言っても過言ではない。
そんな私に優しい映像シリーズがこれです。
リチャード2世からリチャード3世までの6代の
王たちの変遷と戦いの世を描いた歴史劇。
6時間半がんばって3本立てで観ましたが、腰が痛くなりました。
本当は7本制覇したかったのですが、ちょっと無理そうなので
今回トム・ヒドルストンという俳優の演技と魅力に気付くきっかけとなった
ヘンリ-4世、5世についての感想です。
ついでに6代の王さまたちの大体の系図と各王の肖像も模写してみました。
ヒドルストンが演じたヘンリー5世に至っては、
「その髪型刈り上げマッシュ?!」と突っ込みたくなる肖像画。
どんなに探しても大体これです。笑ってはいけない。