シネスイッチ銀座 映画感想絵日記 vol. 60『幼な子われらに生まれ』Aug., 26, 2017
シネスイッチ銀座 - 「幼な子われらに生まれ」 本日27日からのお時間は... | Facebook
同じ日に公開された映画ですが、猫に負けないでほしい作品です。
最近個人的に観た浅野忠信氏は、「沈黙 サイレンス」でしたが、
あの作品でもこちらの作品でもほんとに上手いなぁこのひと、と思いました。
なんだか、ドキュメンタリーを観ている気分になるんですよね。
表現が絶妙です。
じわじわきますよ。
観ていただきたいなぁ~、ほんとに。
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シネスイッチ銀座 映画感想絵日記 vol. 59『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』Aug., 26, 2017
シネスイッチ銀座 - 「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」 本日より公開です!... | Facebook
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猫。ネコ。にゃんこ。
抗えぬ、動物の魅力。
ずるい!ずるいぞ!こんないじらしい愛らしい生き物の映画なんて!
・・・と、思っていたのですが。
いや確かにボブはすごいネコです。
でも、ボブに出会ったジェームスの人生の変容もなかなかドラマチックなのです。
人として普通に扱われないホームレスの立場や、
やるせなさから薬に逃げてしまう弱さや、
ボブに出会ってから守りたいと変わる彼の心の変化が印象的です。
本物ボブがボブを演じているというのもスゴイ話です。
はまぐり映画絵日記 06 「BAKEMONO」短編映画試写
こちらもちょっと時間が経ってしまいましたが、
7月末に映像作家の友人にお誘いいただき鑑賞してきました。
短編映画という貴重な試写会。
短編ではありますが、包含するメッセージは深く、
様々な思いが絡み合っている印象を受けました。
時代は、抜刀禁止令が出され、武士と刀がもはや意味をなさぬ天下泰平の世。
純粋にまっすぐにただひたすら刀に生きる男、
武士に生まれながら武士ではない生き方に思いを馳せる男、
そして、不条理な領主の命令に従いつつ自問自答する用心棒。
それまで伝統や常識と思われてきたことが軽んじられる中、
あくまでも己の生き方を貫こうとする者、
その生き方をまぶしいと思いながらも自分は違う道を望む者、
そして、時代の流れや上層部の意思に逆らわず生きて死ぬ者。
登場人物に込められたメタファーや制作者の熱い思いが伝わってくる映画です。
この映画を作った創作活動に携わる人々が映像に込めたメッセージを
再び私が言葉に置き換えるのはちょっと野暮な気もする映像美の芸術作品。
日本ではこれから観る機会がありそうですよ。
はまぐり映画日記05 「オン・ザ・ミルキー・ロード」試写 Aug.7, 2017
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観たのはもう二週間前になってしまうのですが、
平和の定義さえもボケ始
9月にTOHOシネマズシャンテより公開だそうですので、
改めて観る機会を与えてくださった関係者の方々に感謝です。
落語いろいろ。
最近月に一回くらいは、生の落語を聞ける機会があります。
先日は、柳家三三さんの独演会。
ずいぶん前に従姉から借りている落語CDも
いい加減スピードアップして聞いて行かねば!と思い、
NHK落語名人寄席12カ月というモノの中から一つずつ聞いております。
8月はやっぱり怪談でしょう!ということでこちら。
真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)は、
もう5年くらい前になると思いますが、古今亭新輔師匠が
3年だか4年かけて全て語るプロジェクトをされた時、初めて聞きました。
結局全て聞きに行くことはできませんでしたが、前半だけでも
かなりおどろおどろしい怪談噺でして、もう笑っちゃうくらい
人が殺されます。
人の妬み嫉み恨みのオンパレードで、大げさな中にも描かれる
リアルな人間模様も落語の面白味だなと思うようになりました。
笑点の司会者というイメージしかなかった五代目三遊亭円楽師匠。
結構いいお声で朗々と語るのが印象的でした。