多様な“わたし”を認め合う ゆるやかな「群れ」へ Mar., 2015
イラストのお仕事もしますが、こんな小さなイベントも企画しています。
ここ数年、私が度々考え、悩み、友人たちと語るテーマがあります。
ものすごく噛み砕くと、人権を尊重し、多様性を受け入れるということには、
あなたはあなたでいいんだよ、というメッセージがあると思うのです。
社会の中の色んな期待やこうあるべきという圧力の中で、
きっとだれもがどこかの時点で、生き辛さを感じたりする。
そう感じても、大抵の人はなんとかその社会からはみ出さないように頑張っている。
踏ん張って食いしばってきた人たちや、
その経験が強く記憶に刻まれていない人の中には、
引きこもりや不登校、会社に行けないことが「その人が弱いからだ」と
考える人もいるでしょう。
でも、そんな生き辛い世の中で、ひきこもること、学校へいかないことは、
窮屈で歪んだ社会に対して「おかしいんじゃないか」と疑問を投げかける
声なき意思表示なのかもしれません。
15年間、ひきこもる若者や不登校の学生たちの居場所作りをしてきた
遊悠楽舎の代表ヒゲさんからその活動についてお聞きし、
自分の中にある多様性についての思いなど、集まった方々と
緩やかな雰囲気の中でお話出来たらと思います。