必要なタイミングで、必要なものが。
とてもとても肩コリがひどくて、ある人の顔がふと浮かびました。
正直なところ、そんなお金を出せる余裕がありありなわけではないのですが、
今回はとても必要な気がしたので、連絡しました。
彼女に出会ったのは、10年くらい前。
ある環境ジャーナリストの方の会社のセミナー受付をしておられました。
笑顔がとてもやわらかくて、ほっとするような方。
その何年も後に、私は、イギリスのシューマッハ・カレッジというところで
2週間のコースを受講しました。
そして昨年、シューマッハ・カレッジに行った日本人の同窓会が開催され、
私も参加したら、彼女がそこにいました。
シューマッハ・カレッジとは、持続可能な生き方を
様々な角度から考え、分かち合いをする場所です。
私は27歳で環境ジャーナリストに出会い新しい世界に惹かれ、
その何年も後にこのカレッジで学ぶ機会を得て、
再び深く自分の生き方を考えました。
でも、このカレッジが自分を変えてくれた、というより、
そこで出会った人たちに考える刺激を受けたと言う方が正しいかもしれません。
Nさんにはこのカレッジに行く前に会いましたが、
このカレッジ受講後に、彼女がずっと前にそこで学んでいたことを知りました。
なんとなく、つかず離れず、お互いの存在は知りつつ数年が過ぎ。
昨年、久しぶりにお会いしたら、
セラピストとして仕事をされていることを知りました。
私は、シューマッハ・カレッジで学んだ人たちが、その後どのような
仕事を選び、どんな生き方をしているのか、
ずっと興味を持っていましたが、彼女の生き方を見て、
自分の「こうでなくてはいけないのではないか」という
縛りがふっと、緩められたようが気がしました。
持続可能な生き方=
なんらかの形で環境やソーシャル・ビジネスに繋がって仕事をする。
そんな方程式が私の脳みその奥底にへばりついていたのですが、
彼女の、環境面から社会に働きかける会社からセラピストへの転身は、
ストレートな表現でなくていいのだ、
やわらかい選択肢があるんだ、ということを教えてくれました。
ハワイのロミロミを通して、彼女は日々、
疲れた人の体をほぐし、心もほぐしています。
積もる話をしながら、体をほぐしてもらい、
今自分が抱えている解決したいことを再認識。
体はほぐしてもらった。
後は、自分で動かして行こう。
必要なことは、必要なタイミングで、自分の元に降りてくる。
そんな気になれた夜でした。
ありがとう。ありがとう。