「鎌倉染色彩時記」の出版をめざす染織作家のまきこさん。
ここ最近クラウド・ファンディングによる
素敵なプロジェクトの成功を間近に見ておりますが、
今日、応援したいプロジェクトが一つ始まりました。
私の高校時代の美術の先生だった、たなか牧子さんが
「鎌倉染色彩時記」という本の出版を計画しています。
鎌倉の道端や山に生える草花でコツコツと糸を染め、
その糸で布を織ってきた牧子さん。
私たちが雑草と呼ぶ草花から取り出す様々な色のお話と、
その名前や、特徴など丁寧に書きためてきた記録の集大成です。
牧子さんが積み重ねてきた個人の染めの歴史でもあり、
普段染めも織りも身近ではない私を含めた人達にとっては、
自然を知る手掛かりになるような
牧子さんからの草木についてのお便りのようなもの。
もちろん、鎌倉にお住まいでない方にとっても、
家のそばに生えている草花がどんな名前で、
どんな色を内に秘めているのかを知る
楽しい手掛かり本になるにちがいありません。
私も推薦の言葉を送らせていただきました。
ぜひ、ご参加いただいて、
自分と関わる大切な本の一つにしてくださいますように!