自然の中で向き合う、こころとからだ。アースマンシップの「おとなのための空と大地の学校」
2010年の3月にその存在を知って、今年で出会って5年目のアースマンシップは、
2015年NPO法人としては1歳になりました。
団体としての活動としてはもう20年、
ずっと変わらない大切なメッセージを伝え続けています。
自然の中で向き合う自分は、何ができてもできなくても、かけがえのない自分。
言葉で充分に伝える力がなくてむずがゆいのですが、
単なるアウトドアキャンプとは違う自然の中に身を置く時間、
これは体験してなんぼのものだと、本当にそれしか言えません。
今年から新プログラムとして始まった「おとなのための空と大地の学校」は、
もともと10年ほど前から続けてきた「こども」の空大(そらだい)の進化版。
未来をつないでいく子供たちが、これからものびのび生きられるためには、
おとなこそが自分の心と体を整える時間を持つことがだいじなのではないか。
そう、思った代表の淳さんと直さんが始めた全5回のプログラム。
そして、11月7日・8日は、山梨のログハウスで最終回でした。
今回二日目に、自分で自分の為のプログラムを作るという時間があって、
私は絵を描く時間をとりました。(色付けは帰宅してから。)
一日目に森の手入れをして空気が通った後の森の様子を、
自分の心の手入れのまとめのようにスケッチしておきたいと思いました。
6月から、5回のプログラムを通して、
自然の中で今の自分の体を知り、ゆるめ、楽しみ、整え、そして受け入れる。
体と心は繋がっているなぁ、と、自然の中に身を置くと、なんとなく感じられる。
体系的に積み上げられた理論は頭での納得感はあるけれど、
やっぱり心で体で感じること。それこそを大切にしていきたい気がしました。
ただ、その時間を自分で意識して持つことはなかなか難しいし、
日々の生活から少し離れないとできないこともある。
だから、アースマンシップは、そんな機会と場所があるよと、
手助けして一緒に気付ける場所なんじゃないかなぁと思ったのでした。
自然に、人に、感謝です。