はまぐりの脱皮。
わたしが普段よく会ったり話したりする人たちは、
自分で自分の仕事を生み出している人たちが多いために
ともすると忘れてしまいそうになるのですが、
日本の就業形態は、どこかの会社や組織に属して働く人が多いのです。
そんな社会の中で、親からいっぱしの教育環境を与えてもらい、
大学まで行き、留学もさせてもらってスペイン語を専攻したわたしは
どこかでちゃんとした(世の中の人が社会的に認めてくれそうな)
仕事をしなければ、とか、親に申し訳ないな、なんて
思わないわけでは有りませんでした。
でも、絵を描いたり、それを補完するために文章を描いたり、
そうやって自分の考えを形にして、
自分にとって目指したい守りたい世界を
描くことを選びました。
イラストレーターがちゃんとしてないなんて今は思いもしませんが、
どこかでアーティストやフリーランサーが社会的地位を
獲得し切れない社会に不安を持っていたのは確かです。
でも。
これから時間はかかるかもしれませんが、
中途半端な足場は組まずに、やれるとこまでやってみようと思います。
そのために、今まで会社や組織という環境でも
生きていけるように念のため取っておいた色々なものを
手放してみようと思います。
そんな覚え書きです。