Hamaguri Ryoko-Soloris Works

ソロ活動のリス改め「はまぐり涼子」、絵を描く。

内側と外側の持続可能性

散歩のために家を出る時ポストを覗くと書籍が届いていました。

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昨年9月に取材を受けたインタビューが載っております。

過去に私が働かせて頂いたシンクタンク

アナリストをされている方が書かれた本です。

はまぐりが載っているのは、「事例で見る、働き方改革を牽引する女性たち」

という章の、「組織にとらわれず新たな働き方を模索する女性たち」

という見出しの一例です。

過去上司だった方も載ってるし、ワタクシが載るのもおこがましいほど

ほかの方々の転身は華々しく見えます。

まあ悩んでいる方が読んだ時の、あ、こんな人もいるんだ〜くらいの

参考事例でしょうか。

取材で話したことはなにも隠すことではないのですが

なにせ笑えるのは体力が大事とかいっちゃって、

この三月肩を痛めた自分であります。

身体はどんな仕事をしていても資本ですから、

自分の身体がどんな調子かを早く気づける感覚を維持していたいものです。

 

それはさておき自分が迷ったときに読み返しておきたい

人に言われて心に留めている言葉も取材で話していました。

「色々な人に会って、色々なところを旅して、

沢山遊んでください。それがあなたのアウトプットになる」

いい言葉です、ほんとに。

 

そして、アウトプットのタイミングは人それぞれ、と言った自分の言葉。

私、色々外に表現していくことと結果を出すことが遅い人です。

そんな自分をこれまで組織の中で他の人達に遅れないように

失敗しないように、なんとか帳尻を合わせてきたところが

少なからずあったと思います。

物理的に自分の生活を成り立たせるために、

組織の中で自分のサイズを決めて動いていた時は

色々経験させてもらって感謝の気持ちはあるけれど、

やっぱりどこかで「これがほんとにやりたいことなのか」と

このままの私が持続可能なのか、と問いかける機会が必ずありました。

社会の基準とか固定概念によって抑制していた自分を

少しずつ、少しずつ自由にするタイミングは

私の場合30代後半だったのでしょう。

今は経済的な持続可能性についても、

私が私らしく生きる持続可能性についても

実験中みたいなものかもしれません。

心は持続可能な状態を続けたまま、

はたしてどこまで外的(経済的)持続可能性も広げていけるか。

とりあえずフリーランス出発点を見つめ直すのに

いい記録として頂いたと思っております。