はまぐり映画日記11 「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」24, May, 2018
実はこれより前に観た映画が二本ほどありますが、
先にアップしてしまいます。
今週シネスイッチ銀座でも一週間の限定上映で明日までやっています。
もしお時間のある方はぜひとも。(しかも明日はレディースデイ)
オスカー俳優となったゲイリー・オールドマンが
そのオーラを消してチャーチルになりきっていました。
このDARKEST HOURで取り上げた1940年の5月は
フランスの地でドイツ軍に追い詰められた30万の兵士の救出
(クリストファー・ノーランの「ダンケルクの戦い」が面白いです)の
策を練りながら、ナチスとの和平交渉に動くか否かという
非常に難しい時期でした。
平和な方法を模索した前首相チェンバレンやハリファックス卿に対し、
どんな犠牲を払ってでもファシズムには徹底抗戦するという
確固たる意志を貫いたチャーチル。
悩みながらも結局は市民の声に自信を取り戻し
閣内の動きを覆すものすごい胆力の持ち主だったのかなと思います。
平和の定義を考え始めるときりがありませんが、
チャーチルという人が求められた時代がよくわかる
面白い映画でした!
そうそう、おまけですが、チャーチルの有名な演説の録音を付けておきます。
映画の前でも後でもこれを聴くと、オールドマンの上手さが良くわかります。
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