はまぐり映画日記12 「ザ・スクエア 思いやりの聖域」15, May, 2018
頭の片隅で気になっていた映画です。
人間の理想と現実。独特な物語の運びと、ユーモアと、不気味さ。
メインの話の流れも面白いですが、脇を支える場面場面に
人間の身勝手な行動や、集団で動く時の怖さが
散りばめられています。
イケメン北欧人のプライドに切り込むアメリカ人女性もなかなか笑えました。
人間は矛盾に満ちていて、不完全。
そんな姿を見せるこの映画は楽しいものじゃないかもしれないけれど
最後の主人公の態度はほんのりやり直せる未来が見えたような気がします。
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