Hamaguri Ryoko-Soloris Works

ソロ活動のリス改め「はまぐり涼子」、絵を描く。

はまぐり絵日記 ゆっきーの満月ごはん

食べ物絵日記は、何か納品が終わってから描こうと思っているので

どうもタイムラグが出てしまいます。

暑くして仕方がなかったこの夏の満月ご飯。

ただ流れて埋もれていくFBの投稿で終わらせるのはもったいない。

ということで、ハーブとアジアご飯の料理家ゆっきーの

満月ご飯をスケッチに残しました。

以前に描いたご飯を作るきみちゃんこと君成田愛子さんも

ゆっきーことコダマユキコさんも、とてもクリエイティブ。

作るのは大変でも一口で胃の中に消えていく食べ物に

多くのエネルギーを費やし、なによりも

食べる人たちが自分の作る料理で幸せな時間を過ごせるように

目に見えぬ地道な努力をしています。

美味しい!という言葉を日々の糧にする彼女たちの

努力はなかなか目の前で観る機会はありませんが、

何年か続けてゆっきーやきみちゃんたちのご飯を食べる機会に

恵まれている私としては、その進化にとても刺激を受けます。

ゆっきーの作るタイ料理はことのほか美味しくて

友人たちの間でも評判が良く、彼女の味の表現には

ハーブが大きく関わっています。

さりげなく使われた沢山のハーブで、胃もたれもなく

スッキリ鼻に抜ける爽やかさと、ピリリと効いたスパイスを

沢山の料理で堪能しました。

普段なら鶏肉を多く使うグリーンカレー

豚のスペアリブを使った深い味わいのグリーンカレーとなって

現れました。これにはあんまり美味しくてビックリしました。

粗い絵で恐縮ですが、こうやって描き残すことで

彼女の料理が記憶に深く残ります。

現在シネスイッチで上映している「アラン・デュカス宮廷のレストラン」

というドキュメンタリーを思い出します。

『料理人というのは、思い出の作り手』

『高級料理とは食べる人に無形の芸術として記憶を刻むこと』

そんなようなことを言っていました。

目ん玉が飛び出るような金額を出さなくても、

ありがたいことにユッキーのご飯はもっともっと

私たちのお財布に優しいですが、

それでも素晴らしい思い出の作り手になってくれていると思いました。

【コンテンツの転載を禁止します】

f:id:soloris:20181019002142j:plain

f:id:soloris:20181019002153j:plain

f:id:soloris:20181019002157j:plain

【コンテンツの転載を禁止します】