タラゴン、ドラゴン、エストラゴン。・・・とメキシカン・タラゴン。
先日友達と持ち寄りご飯会をした際、
ご近所の半農半映像制作者の兄さんが乾燥させたハーブを分けてくれました。
「お茶にして飲むとおいしいよ。」と、教えてくれた数日後、
飲んでみたら、ま~なんとも言えないやわらかい清涼感。
すっかり虜になってしまいました。
ハーブの名前を思い出せずもう一度確認したら、
「メキシカン・タラゴン」というそうです。
タラゴン?んんん?なんかそれらしきハーブうちにもあったな。
数年前、ベルギーのスーパーで買ったハーブの箱を見たら、
Dragon/Estragonとありました。
英語ではTarragon、イタリア語ではDragon、
そしてフランス語ではEstragonというのだそうです。
ちなみに、ワタクシ的になじみ深いスペイン語では、Pericónというらしい。
全然違っちゃいますね。
というわけで、頂いたメキシカン・タラゴンは同じ種類なのだね、と思ったら、
ちょっとだけ違うようです。
アステカ帝国で儀式に使われた香料だとか。
どうやらヨーロッパ大陸から来た人々が、タラゴンと同じような香りだったので
料理などには同じ使い方をしたようです。
どちらもキク科だけれど、属がちょっと違う。
でもどちらもアニスのような香りがすると、あります。
アニスの香りってどんなだっけ、と思って八角を出して来てクンクン。
う~ん、よくわからない。これ似てるのかな。。。
ワタクシ的には、最初にメキシカン・タラゴンの香りを嗅いだら
ほのかに和菓子の葉っぱ(桜か柏か)を彷彿とさせる香りに
思われたのですが。。。
この間香道体験で、香りを全て当てたけれど、これはちょっと難しい。
こうして書いていても、香りを何かにたとえて表現するって結構苦労します。
でも、嗅覚に意識を集中しながら言葉の表現に頭を使うと、
脳を活性化させている気分です。いい感じ、いい感じ。