放課後は、悪だくみ部。
私の住む町には、面白いことをしている方々が沢山います。
ま、どこにでもいるんでしょうけど、
この町の人たちは市民活動も盛んで、若手のコミュニティも多彩。
都心にいけば沢山出会えるような面白い人たちが、
この小さい町の中では日々当たり前に暮らし行き交う。
私も市民活動にも首を突っ込んでいるのですが、
その中というのは居心地がいいだけに、
たまに新しい何かを求めたくなるのです。
自分が安心・心地よいと思うところから少し足を伸ばしてみるというのは、
ドキドキ、ワクワク、そしてちょっとビビります。
これ、結構大事だなぁと思います。
自分がどっしり構えて「さあ、おいでなさい」というよりも、
ちょっとビクビクしながら、「あ、はじめまして、おじゃましま~す・・・」
という方が、勇気はいるけど教えてもらうことがいっぱいあります。
いや、無理することはないのですよ。
でも、ちょっと自分とは違う考えを聞き、理解しようとするのは、
人生のよきスパイスになると思うのです。
そんなわけで、勝手に立ち上げた弱小部活が「悪だくみ部」。
最近結婚したものの休む暇なく日本を飛び回る、植物を愛するもみあげ部長、
一見クールな本のムシだけど、実は結構熱い内気なマッシュルーム副部長、
そして、2月に水難の相が出て若干やさぐれ気味なイラストレーター部員。
悪だくみ、したいけどできない善良な3人の単なる飲み会、・・・かもしれない。
でも、結構普段の思考のフラストレーションをぶちまける場にもなってます。
ぶちまけるといっても、まったくもって穏やかなものですけど、
違う考えを聞き、話し、何か面白いものを持ち帰りたいという気持ちの下、
名前くらい悪ぶってみたかった呑み部活動、・・・ですかね?
普段は同じ町の中にいても別々の活動をしていますが、
2~3カ月に一度示し合わせて、集合し、
それぞれ、興味をもつことを話し、聞き、唸り、笑うのです。
実際に顔を合わせて、ビールを飲みながら話していると
普段、文面でビシィっと厳しい意見を述べたりする彼らの素顔は、
「ま、いいんじゃない?みんなそれぞれ違うしね。」と
にこやかにつぶやいてたりする気の優しい男子達なんですな。
東北、福島、民主主義、町づくり、植物、多様性の話と、話題はつきず。
気になる本とか、好きな本を持ち寄って話を深めるなど、やりたいことはあります。
地味に部員募集もしたりしてね。