シネスイッチ銀座 映画感想絵日記vol.68. 『ベロニカとの記憶』Jan., 20, 2018
シネスイッチ銀座 - 「ベロニカとの記憶」 いよいよ明日20日(土)より公開です!... | Facebook
1月20日公開の映画は、イギリス映画。
記憶の揺らぎがある映画だったので、鉛筆の線を残して着色した
柔らかめのタッチです。
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ジム・ブロードベント、シャーロット・ランプリング、ハリエット・ウォルター。
大御所がバッチリ骨格を作り、若い俳優たちが曖昧な記憶の中で
繊細に輝いています。
ぼーっと観ていたら多分色々見逃します。笑
サスペンスとか、ザ・謎解きがメインではないのですが、所々に
記憶の断片がそっと置かれているので是非丁寧に拾って観ていただきたい。
心が拒否するほど見つめたくない真実に直面すると
人間の脳はしたたかにその記憶の形を変えてしまうことがあるのですね。
同じようなことでなくても、みなさんも自分が思っていたことと
他の人の証言や証拠の食い違いを通して、自分が勝手に記憶を
塗り替えていたことに愕然とした経験はありませんか?
きっと色々な受け取り方を味わえる映画だと思います。